Alicia Keys Japan Tour 2004
in TOKYO BAI NK. HALL

2004.10.17(Sun)


一言で言うなら、とくにかくパフォーマンス・歌唱力・ルックス素晴らしい!!
素晴らしい以上にとてもパフォーマンスがとても良かったと言っていいほどでした。

レポしていて当てはまるような言葉が見つかりません。

6時過ぎになると照明が落とされ、Aliciaが出てくるのかと思えば、司会者らしきスタッフ2名が登場し、
バックコーラス担当の3人が出てきた。
残念ながら、名前は忘れてしまいましたが、真ん中の男性のオリジナル曲を2曲披露。USのTVで公開されたDiaryの映像の一部なんですが、すごい高い高音を出し、すごくソウルフルで感動しました。発声練習がてらに小手調べと言ったところでしょうか。曲の盛り上がりにかかるとほんとすごいんです!

2曲歌い終わると次右側にいる女性に変わり、オリジナル曲を2曲披露。この人もまた、すごい!
歌唱力に圧倒され、バックバンドの曲も圧倒され、両方Jazz/Blues/Soulどれもmixされ、よかった。
高い高音をフルで出した時には、会場、拍手喝采でした。
下手なアイドル歌手よりも桁違いな素晴らしいバックコーラスでした。
バックコーラスの歌を聴き終わったあと、照明が明るくなり、Alicia登場まで司会者らしきスタッフが観客をあおり、その後バックステージに戻り、Aliciaが登場まで待機。

10分15分している間に、ステージの上からThe Diary Of Alicia Keysと書かれた弾幕がおろされた。
まだかまだか、とドキドキしながら待っていると照明が再び落ちる・・・

ドラムのような音と共に雷みたいな感じに照明がチカチカとステージに散らされ、その間、目が痛かった。ピアノに照明が照らされ、IntroのHarlem's Noctruneが流れる。
Alicia弾いてるのかと思えば、Aliciaが見当たらない・・・と思った瞬間。
高い台の真ん中から登場!
Harlem's NectruneからKarmaへ一揆に入り、鳥肌が立ちました。
思わず、リズムに合わせて体が揺れてしまう。Oh oh ohと歌うAlicia。とにかく美しい!!スタイルも抜群でトレードマークでもある帽子とコルセットのようなトップスとダークグレーのパンツ、短めのジャケット、そして手には杖。思ったよりも背も大きそうでした。

映像で予想はしていたけど、生で見れたのは感動しました。

台の階段から降り、杖を手で持ち上げ、パワフルに歌う。
私の席からステージまでほんの10メートル20メートルぐらい先に彼女は歌っている。あまりにも嬉しくて涙がちょちょ切れるかと思ったけど、なんとかこらえた(笑)

Karmaの最後で杖を使って、銃を撃つような演技もしていました。か・・・かっこいい!

3曲目、Heartburnに入ると、バックコーラスの二人の女性がAliciaのバックダンサーに変わり、ダンスしながら、リズミカルに踊るAlicia。い・・・色っぽい!!!
どうもAliciaのイメージはピアノで座って歌うイメージしかないので、こんなに跳躍した彼女を目の前にするは初めて。shake it shake it 〜と連続して歌うところがあり、そこではAliciaが腰を振りながら踊る姿には思わず、ドキリ。

あまりにも興奮しすぎてあんまり覚えてないんですが、6曲目のHow Come You Don't Call Meを歌った時に、曲の最後にピアノの上に赤い電話が置いてあり、彼に電話をかけ
プルルル・・
男「Hello?」と出た瞬間、受話器をガチャンと切るAliciaのパフォーマンス。
ちょっと面白かった(笑)

1曲1曲がアレンジされていたり、パフォーマンスがどれも手が込んでいて、見ていいる側もとても面白い。
If Ain't Got Youでは、ピアノを弾きながらしっとりと歌い、思わず口ずさんでしまう。
CDで聴くよりも、遥か生のほうが良い。

歌い終わったあと、バックステージに戻り、次はなに始まるんだと思ったら、ちょっと長めのジャケットを着て、手には指揮棒が。

今度は指揮者になって、バックバンドをうまく操るAlicia。

す・・・すごい!

こんなの見たこともありません。
彼女ならではのパフォーマンスとても素敵でした

Aliciaのベッドでも言ってもいんでしょうか、ピアノの上に横になってSlow Down歌い終わると、Diaryに入るんですが、横になりながらDiaryの前奏を弾く。
これまた器用に弾くから驚いてしまいます。
Diaryの歌もとてもよく、バックコーラスのハーモニーとうまく調和されていました
    
Diaryが歌い終わると、何の曲に入ったのかさっぱりわからなかった瞬間、聴き覚えのあるフレーズ「I keep on fallin' in〜」と入れば誰もが知っている、Fallin'へ

この曲もアレンジされていて、とてもよかった。
Fallin'を歌い終わったあと、Aliciaはバックステージに戻ってしまい、もう終わってしまったのかと思ったけど、拍手をやめずにアンコールへ。
アンコールはそう、アレですアレ!カニエプロデュースの・・・と言ったらお分かりでしょう。

You Don't Know My Nameを歌い、曲の途中で気になる男の人に食事を誘っているセリフが入っているんですが、そのパフォーマンスも携帯を使って、「Holle?〜」と長々と言ってくれました。

もう1曲歌ってくれるんじゃないかと思っていたら、You Don't〜で終わりでした。
あっという間にライブが終わり、興奮冷めやらぬ感じでライブ全体で見てみると、Jazz/Blues/Classic/Rockが混ざった感じで、音に楽しさを感じました。

彼女の曲が聴いたことがない人でもJazzやBluesが好きな人でも楽しめるような内容で、中年のおば様やちびっこもいたり、観客の年齢層が幅広かったと思います。

女性シンガーでここまで感動したライブは体験したことがなかったので、改めて彼女の音の素晴らしさと歌唱力、ルックス、パフォーマンス、とにかく素晴らしかった。

次回も来日するなら彼女のライブへ絶対行きたいと思いました。
そして、今回ライブに行けなかった方は是非ともライブに絶対行くことをお勧めします。

Set List

01. Intro - Harlem's Noctrune
02. Karma
03. Heartburn
04. Rock Wit You
05. A Woman's Worth
06. How Come You Don't Call Me
07. Never Felt This Way, Butterflyz, Goodbye, Never Say Goodbye
08. I Got A Little Something For You
09. If I Ain't Got You
10. Instrumental
11. The Life - NY State Of Mind - Troubles
12. Slow Down
13. Diary
14. Fallin'
15. You Don't Know My Name


パンフレットの中にはメッセージが筆記体でかかれており、オールカラーB5ぐらいのサイズ。
ちなみにお値段は2000円とやや高め。


* Live画像は海外のFansiteからお借りしてきたものであり、
個人的に撮影してきたものでありません。ご了承ください。



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